導入前の「視察・デモ」を徹底 現場とのミスマッチを防ぐ提案とは
導入前の「視察・デモ」を徹底
現場とのミスマッチを防ぐ提案とは

株式会社オークマ 朝倉工場 工場長 井上様

課題 :猛暑と重量物作業による、従業員の健康リスク
工程によって夏場は36度を超える工場・倉庫内での熱中症リスクや、手作業の荷捌きによる腰痛など、身体的負担が大きく「環境改善」が課題だった。
解決へのアプローチ:「デモ試用」や「現地視察」を行い、納得した上で導入
コルセットや送風機はサンプルやデモを実施。大型包装機については、営業担当の提案で遠方の工場まで「実機視察」に赴き、実際の稼働状況や使い勝手が現場にマッチするか、作業効率は向上するかを目で見て確認した上で導入を決断した。
効果 :「これ無しでは働けない」と言われる環境へ
環境を整えたことにより身体的負担と疲労が劇的に軽減。作業効率の向上に加え、「働きやすい職場」を作ることで、雇用維持と安全確保につながっている。
本インタビューでは、株式会社オークマ朝倉工場の工事長 井上様にお話を伺いました。
半世紀にわたるお付き合いの中で、単なる「資材納入」から、包装機や空調設備といった「設備導入」へと支援領域が拡大した経緯と、現場第一主義の改善活動についてお聞きしています。
Q.貴社の概要と、九州包装機材工業との関係性を教えてください。
弊社は、室内ドアや和室建具、造作材、木造パネルなどを製造・販売する建築部材メーカーで、住宅向け内装建材を中核事業としています。九州包装機材さんとは先代の頃から約50年のお付き合いになります。
当初は段ボールやテープなどの「消耗品」をお願いしていましたが、
近年は業界全体で「人手不足」や「高齢化」が深刻化しており、従業員の作業負担を減らしながら効率化することが急務となっています。そこで現在は、資材だけでなく、現場の作業環境を改善するための「自動化やそれに伴う設備」の相談もさせていただいています。
Q.現場改善において、具体的にどのようなご提案を受けていますか?
単にカタログから選ぶのではなく、「導入後の効果をイメージできる」を重視した提案を受けています。 例えば、重量物を持つ際の腰痛対策としての「コルセット」や「バランサー」、夏場の熱中症対策としての「大型送風機」、手巻き作業を自動化する「ストレッチフィルム包装機」などです。
九州包装機材さんの強みは、必ず「デモ機(実機)やサンプル」を持ってきて、現場の人間が実際に試す機会を作ってくれることです。このプロセスがあるからこそ、失敗のない導入ができています。
Q.具体的な導入効果を教えてください。

工場内に設置している大型送風機
現場スタッフからは「もうこれ無しでは作業できない」という声が上がるほど、身体的な負担が軽減されました。
特に夏場の工場・倉庫は過酷ですが、大型送風機の導入で体感温度が下がり、熱中症のリスク低減ができています。また、包装機導入により手作業の時間が短縮され、残業時間の削減にも繋がりました。 何より、「会社が従業員の安全を考えてくれている」というメッセージが伝わり、職場のモチベーション向上にも寄与していると感じています。
Q.今後の展望についてお聞かせください。
私たちの現場は、担当者が変わるとノウハウが途切れてしまう「属人化」のリスクがあります。この「属人化」は九州包装機材さんにも同様のリスクがあると思っています。九州包装機材さんは50年間ずっと私たちの現場を見続けてくれており、私たちの過去の経緯や現場の特徴を熟知してくれていますが、「属人化」という観点では、担当者が変われば対応が変わるということは、今後も防いでほしいですね。
これからも、時代の変化に合わせた新しい技術や情報のアンテナ役として、現場の「安全」と「効率」を支えるパートナーであり続けてほしいと願っています。
インタビューの最後に井上様からいただいた「世の中のスタンダードや新しい情報を教えてくれる存在」という言葉は、私たちにとって何よりの励みとなりました。
九州包装機材工業はこれからも、株式会社オークマ様の高品質なモノづくりを支える「現場のパートナー」として、安全で快適な環境づくりに貢献し続けます。
株式会社オークマについて
室内ドアや和室建具、造作材、木造パネルなどを製造・販売する建築部材メーカー。「木」の可能性を追求し、内装建材から建設工事まで、住空間に関わる幅広い事業を通じて良質な製品を提供している。
株式会社オークマ https://o-kuma.co.jp/


